日差しが眩しく、草木が大きく茂る盛夏の季節。「リゾーピア別府」で、そんな季節ならではのホテルステイを心ゆくまで満喫してきました。おんせん県として有名な大分ですが、温泉の他にも、絶品グルメ、豊かな自然、絶景スポットなど多くの魅力に溢れています。その魅力を贅沢に詰め込んだ、夏の風情を感じる夫婦旅をご紹介します。
ホテル
■ ラウンジでのんびり小休憩
大分空港からレンタカーで約1時間。今回宿泊するのは「リゾーピア別府」。温泉にまつわる名所が多く集まり、観光にも適したロケーションです。
チェックインを済ませ、ラウンジ「クリスタル」へ。しっとりとしたセピア色の空間と、スタッフの方々の温かな笑顔に迎えられます。親しそうにスタッフの方と談笑するゲストの姿を目にする機会が何度もあり、長いお付き合いがあるリピーターの方が多い施設ということも特徴のように感じます。
ラウンジでは「ワンプレートアフタヌーンティー」をいただきました。こっくりまろやかなモンブランを一口頬張るたびに、旅の疲れが癒えるようです。
この時期、館内では段ボールアートのイベントが開催していました。世界からも大きな注目を集める「FLATS」は、大分県国東市からアートを発信。ここではそのスタイリッシュな作品の数々を間近に見るだけでなく、自分で作るためのキットを購入することもできます。
■ 部屋から別府の絶景を望む
お部屋は「和モダンスーペリア」をご用意いただきました。モダンな空間ながら自然の気配が漂うしつらいの心地良いこと。
大きな窓からは、湯けむりが立ち上がる別府ならではの風景が一望できます。
■ 太陽に誘われ水の揺らぎを感じる
暑い日差しの下、今年初めてのプールを楽しむことに。太陽にこんがり焦がされた肌も旅の良い思い出になりました。
■ それぞれの時を過ごす
広いお部屋で思い思いの場所に腰掛け、お互い好きな時間を過ごす。旅と日常がそっと隣合う、穏やかな時間を過ごすことができます。
■ ここでしか味わえない土地の味
夫婦で浴衣に着替え、非日常のひとときへ。ピンク色に染まる夕日の優しい光が、ノスタルジックな雰囲気を醸します。
リゾーピア別府の1番の魅力は食べた人を虜にする、日本料理「やまなみ」でのディナー。「九州の味覚 三撰」をいただきました。
「ドリームビア九州フェア」のイベントが開催されていたため、九州の地ビール「くじゅう高原ビール Beer Oh!風 ヴァイツェン」で乾杯。果実のような甘さでスッキリと飲みやすいビールです。
続いて「別府湾黒鮑のしゃぶしゃぶ」。鰹出汁に通すと身が引き締まりコリコリと歯ごたえ良く、湯気ごと頬張りながら大分の食文化を味わいました。
黄金色に光る唐墨と愛らしいピンク色のエディブルフラワーに心くすぐられる可憐な一皿は「豊のひやむぎを使った唐墨麺」。歯ごたえがあり、つるつると喉越しの良いひやむぎと、凝縮された唐墨の旨みが口の中で優しく広がります。
特に感動した思い出深い一皿は「玄界灘の甘鯛鱗焼き」。低温調理で鱗を立ち上がらせサクサクにした甘鯛は、料理長自慢の一皿だそう。大好きな鯛を、こんなにも創作性豊かなお料理でいただくのは初めて。旬の魚が身近にある別府だからこそのお料理は、大切に味わいたい一皿です。
豊かな大分の土地で育まれた旬の野菜や地のものを使用した季節の美食をもてなしてくださったのは、大越料理長。こちらでしか味わえない繊細で豪快な逸品や、五感を刺激する旬味を心ゆくまで堪能させていただきました。
■ 心うるおう極上の湯を堪能
お食事のあとは楽しみにしていた温泉へ。別府八湯「堀田温泉」を源泉とするこちらの露天風呂を目的に訪れるゲストも多いそう。旅人を癒しへと誘う安らぎに満ちた空間で、夜空に浮かぶ星を眺める贅沢な時間に心がうるおっていくようでした。
■ 温かなおもてなしに憩う朝食の時間
食前茶としていただいた「かぼすティー」は酸味とコクのバランスが絶妙で、まだ眠った身体に優しく染み渡ります。私たち夫婦好みの和朝食に心が踊り、中でも大分名物の郷土料理「だんご汁」は、モチモチとした手延べ団子で野菜の甘みも相まったほっとするお味。最後の一口まで余すことなく味わったら、さあ、出かけましょう!
朝食で使用した「彩箸」のお箸は、手に馴染み使いやすく、食事の所作まで美しくなったような感覚が気に入り夫婦お揃いでお土産に。ホテルのショップで購入できます。
近くで楽しめる観光スポット
1.子供から大人まで楽しめる体験型の地獄温泉「かまど地獄」
1丁目から6丁目まで多種多様な地獄温泉が楽しめます。地元の方々に1番好きな地獄を伺ったところ「かまど地獄!」と声が揃う人気っぷり。訪れる日によりその色彩が変わる不思議な地獄や、吹き出す蒸気を浴びることができ美肌効果のあるのど湯など、さまざまな特徴があります。
かまど地獄名物「温泉ピータン」や「醤油プリン」は是非味わってほしい、おすすめのお土産です。
<アクセス情報>
〒874-0840 大分県別府市鉄輪621
サンメンバーズリゾーピア別府から車で約10分
2.朱の世界にようこそ「血の池地獄」
ぐつぐつと煮えたぎる真っ赤な「血の池地獄」。噴出される赤色の粘土だけでなく、噴き上がる蒸気までも赤く染めます。泥を用いて皮膚病薬を作ったり、布や家の柱の染色に使用したりと歴史が深く約1300年以上前から存在する日本最古の天然地獄です。
<アクセス情報>
〒874-0016 大分県別府市野田778
サンメンバーズリゾーピア別府から車で約15分
3.温泉天国別府ならではのランチは「地獄蒸し工房 鉄輪」
源泉を温泉として利用するだけでなく、古くから蒸気を調理や暖房など生活のエネルギーとしても活用しているそう。95度にも登る温泉の高熱蒸気がシュウシュウと出てきて、食材が美味しく蒸し上がります。飲むことのできる温泉水はちょっぴり塩味の効いた不思議なお味。
こちらには足湯も併設されています。お食事の後の憩いの場として地元の方にも愛され、あたたかな日常が紡がれています。
<アクセス情報>
〒874-8511 別府市上野口町1番15号
サンメンバーズリゾーピア別府から車で約10分
4.東洋のナイアガラと呼ばれる「原尻の滝」
のどかな田園風景に突如現れる「原尻の滝」は、日本の滝百選にも選ばれる大分県百景のひとつ。約9万年前に起きた阿蘇山の噴火による火砕流が形作った地形だそうです。水のゆらぎとその音色が心地よく、時間を忘れてすっかり長居してしまいました。
<アクセス情報>
〒879-6631 大分県豊後大野市緒方町原尻410
サンメンバーズリゾーピア別府から車で約1時間
5.絶景に囲まれてドライブ「やまなみハイウェイ」
みずみずしい緑がサラサラと囁き、風が止むと一気に静寂に。雄大な山々の静かな情景も心に響きます。青々と広がる草木に心を寄せてみてはいかがでしょうか。移ろいやすい山の美しさが、いっそう心に沁み入るはずです。
<アクセス情報>
〒879-4911 大分県玖珠郡九重町田野
サンメンバーズリゾーピア別府から車で約1時間
6.草木そよぐ「タデ原湿原」
野焼きによって湿原環境が維持され、希少な植物をはじめ多くの生き物が生息しています。特に心惹かれたのは、絶滅危惧種に指定され幻の花とも言われる「ヒゴタイ」。緑一色な湿原にひょっこり顔を出す瑠璃色に、キュン。
<アクセス情報>
〒879-4911 大分県玖珠郡九重町田野255−33
サンメンバーズリゾーピア別府から車で約1時間
7.天狗に願いを。思い連なる「天狗の滝」
その昔、この辺一帯を荒らしまわっていた天狗を、弘法大師が滝の岩に封じ込めたという伝説が残っている「天狗の滝」。人々が喜ぶことをすれば元の姿に戻すと言われた天狗は、その言いつけを守り願い水を作ったそう。滝自体は小さな一角にありますが、近くにある甘味処「桂茶屋」と合わせておすすめです。
<アクセス情報>
〒879-4911 大分県玖珠郡九重町田野953
サンメンバーズリゾーピア別府から車で約45分
まとめ
海と山に囲まれている大分県には、自然の魅力を感じられる場所がたくさんありました。和洋と今昔が溶け込む「リゾーピア別府」での滞在は、極上の湯浴みと、真心こもる贅沢なお料理に酔いしれるひとときを過ごし、私たち夫婦の大切な思い出がまた一つ増えました。
是非、皆さんも大切な時間を「リゾーピア別府」で過ごしてみてはいかがでしょうか。
【リゾーピア別府】からのおすすめ情報
大分ブランド「関あじ」「おおいた豊後牛」が味わえる
会席料理「輝花」
「輝花会席」では、本場の「関あじ」を姿造りでご提供しております。また、肉料理では、2017年に開催された“和牛のオリンピック” として知られる「第11回全国和牛能力共進会」において、種牛の部で日本一を受賞した「おおいた豊後牛」を 鉄板焼きでお楽しみいただけます。
【内容】輝花会席 12,100円(税込)
【場所】レストラン やまなみ
詳細はこちら
※別途サービス料10%を申し受けます。
※写真はイメージです。
※仕入れ状況等により内容が変更となる場合がございます。
※ご利用になれるお部屋のグレードは、ご契約会員権の利用規程に準じます。
※新型コロナウイルス感染症防止対策として、館内施設の営業形態および営業時間などを変更しております。
※詳細は公式ホームページよりご確認をお願いいたします。