施設名
2021.10.27
#エクシブ蓼科

日本を代表する高原リゾート「エクシブ蓼科」での優雅な子連れステイ

自然の中でスポーツを満喫!高原リゾートステイ

KEYWORD

日本を代表する高原リゾート、蓼科。澄んだ空気の秋晴れの下、白樺の木立や輝くススキに囲まれた八ヶ岳の麓に佇むブリティッシュ・カントリースタイルのリゾートが、「エクシブ蓼科」です。瀟洒なお部屋や旬の素材を贅沢に使ったお料理はもちろん、テラスでのカクテルや森林浴、プールやテニスなど、子連れでも優雅な時間を堪能できました。そんな「エクシブ蓼科」での1泊2日の子連れステイを、周辺の見所と一緒にご紹介します。

Day1

■ 9:00 運転開始から50年以上の歴史を誇る特急列車「あずさ」で超快適鉄道旅がスタート

今回の旅は乗り物好きな息子の為に「エクシブ蓼科」の最寄り駅までは「鉄道旅」を計画。中央本線新宿駅~松本間を結ぶ特急列車「あずさ」に乗りました。

新型コロナウイルスの影響で飛行機や新幹線に乗る機会が激減してしまったので、非日常感のある「あずさ」に大興奮な息子。途中、富士山も見る事ができて家族で旅へのムードが高まりました。鉄道旅は渋滞が回避できるので子連れ旅行には快適そのもの。停車駅がほとんど無いので、都心から約2時間で目的地の「茅野駅」に到着しました。

■ 12:00 信州・霧ヶ峰の標高1820mの丘の上に建つ絶景山小屋カフェ「ころぼっくるひゅって」でほっこりティータイム

茅野駅からエクシブ蓼科までは無料送迎バスが出ているのですが、コロナ禍での久しぶりの旅行という事もあり、せっかくなのでレンタカーを借りて高原ドライブの定番である「ビーナスライン」へ向かいました。

車の窓を開けると空気がひんやりと清々しく、緑の爽やかな香りに癒されます。クネクネとした山道を登っていくと美しいパノラマの絶景が広がって、自然が作り出す絵画のような風景にうっとり。息子とお歌を歌っているうちに、霧ヶ峰にあるお目当ての山小屋カフェ「ころぼっくるひゅって」に到着しました。

主人はお店の看板メニューのサイフォンコーヒー「ころぼっくるブレンド」、私と息子は「はちみつホットミルク」と完売してしまう日もあるという「オリジナルチーズケーキ」をオーダー。車山湿原を一望できるオープンテラスで、オーナー様のこだわりが詰まった美味しいスイーツとドリンクを味わいながら過ごす時間は、至福のひと時でした。

この日もそうでしたが、「霧ヶ峰」と言うだけあってこの辺りは周囲が見えなくなるほどの濃い霧が急に発生したりするため、お天気の変化に注意が必要です。

■ 15:00 英国の伝統が優雅に漂う「エクシブ蓼科」にチェックイン

美しい高原ドライブを終え、いよいよ「エクシブ蓼科」へ。

エントランスに到着すると優しい笑顔でスタッフの皆様が出迎えて下さいました。

一歩足を踏み入れると「ここは海外!?」と錯覚してしまうような異国情緒たっぷりの木の温もりと安らぎを感じる優雅なロビー。高い天井はとても開放的で、エントランスホールを抜け正面に位置するクラシカルなラウンジがとても素敵でした。エクシブ蓼科は私達をあっという間に「非日常」の世界へ導いてくれました。それもそのはず。「ブリティッシュ・カントリースタイル」をテーマにイギリス貴族が郊外で過ごす優雅な館をイメージして作られたそうです。海外旅行に気軽に行けない時代なので、日本にいながら異国気分を体験出来るなんて幸せ。

■ 15:15 チェックインを終え客室へ

チェックインを終え、いよいよ客室へ。

今回私達が滞在したのは120㎡もあるスーパースイートグレードのお部屋です。お部屋全体がヨーロッパ調の上品な家具を基調として作られていて落ち着いた空間を演出。

リビング、寝室にバルコニーがあり、窓を開けると心地よい空気と森の香りを感じられる素敵なお部屋でした。

暖炉のあるリビングはセンターテーブルの他にダイニングテーブルもあるので大人はティータイム、子供は絵本を広げて自由に遊ぶ事ができました。

独立した寝室には天蓋風ベッドがあり、女の子のお子様ならプリンセス気分になれること間違い無し。息子とゴロゴロしながらのんびり。

ベッドルームにもリビング同様にソファー、テーブル、椅子があるのでご家族で滞在中でもワーケーションにも使えます。

そして、お部屋の中で息子が最もお気に入りだったのが大理石がふんだんにあしらわれたバスルームです。白樺の美しい緑を眺めながら極上のジェットバス付きのお風呂が堪能できます。火照った体をクールダウンできるデッキも完備されていて、大きなお風呂が楽しくてついつい長湯になりがちな子供の見守り場所にもなりました。

他にも本格和室があり、家族3人では使い切れないほど。至れり尽くせりのリゾートライフの幕開けです。

■ 16:00 プール「クアランド」で心と体のデトックス

客室で少し休憩した後は、息子が楽しみにしていたプール「クアランド」へ。

ホテルステイといえば「子供とプール」というくらい我が家では定番のアクティビティ。こちらのプールは屋内外ともに温水なので、季節を問わず快適に利用できます。蓼科の豊かな自然が育んだ良質なお水を使用しているので、お肌が敏感な息子にも安心安全のプールです。

屋内プールはミストサウナや打たせ湯などがあり心と体のリラクゼーションを促進する豊富な付帯設備が嬉しいポイント。

屋外プールは蓼科の美しい森に囲まれたマイナスイオンたっぷりの温水プール。小さなお子様連れのご家族がたくさんいらっしゃり、息子も元気いっぱいに体を動かして遊んでいました。

■ 17:30 夕暮れ時のテラスでカクテルタイム

プールの後は体を動かして小腹が空いたので、夕日に染まる蓼科の幻想的な景色を楽しみながらラウンジのテラスにて家族でカクテルタイム。

昼間はこのテラスから八ヶ岳連峰の稜線が望めます。

せっかくなのでシャインマスカットを贅沢に使用した季節限定のスイーツ、ハーブティー、ノンアルコールのハロウィンカクテルをオーダー。ジュエリーのような輝きをまとったデザートやドリンクは高級感が漂う上品なお味でした。

夕食への期待も高まります。

■ 18:30 日本料理レストラン「花木鳥」でディナー

エクシブ蓼科のメインレストラン「花木鳥」へ。

民家風のしつらえの入り口から中に入ると、どこか懐かしい「ふるさと気分」に浸れる心地の良い空間が広がります。

この日のメニューは料理長推奨「旬コレクション」。息子にはお子様セットを。献立表を見ながら、旬の厳選素材を活かした季節感溢れるメニューに心踊らずにはいられません。

主人は地元産のワインを、お酒が飲めない私は炭酸水で乾杯。程よい葡萄の酸味ですっきりと飲みやすいワインだったとのこと。

一品一品吟味を重ねて作られたお料理はお味もさることながら、器や盛り付けなど視覚的にも愉しめるものばかりでうっとり。

どのお料理も素晴らしかったのですが、土佐酢を使った山芋のジュレや、九州出身の料理長が厳選した馬刺し、鱗までパリパリに揚げた石川県産の甘鯛は絶品。

子供のお料理も、大人が食べても美味しいと思えるものばかり。息子は特にジューシーなハンバーグが気に入ったみたいです。

■ 20:30 「からまつの湯」で旅の疲れを癒す

ディナーも終わり、1日の締めは「からまつの湯」。

親子でお風呂が大好きなので、温泉にゆったり浸かって体の芯まで温まることができました。息子は温水プールにお風呂に今日は本当に楽しかったみたいです。このエリアは夜は冷えこむので、露天風呂はほんのり冬の香りが。澄んだ空気と絶妙な湯加減が最高で日頃の疲れがとれました。

Day2

■ 7:00 バルコニーで朝日を浴びて

旅行の日は日中の疲れもありグッスリ熟睡する我が家。そのせいか目覚ましが無くても家族全員早起きになります。

カーテンを開けると雲一つない秋晴れが広がって爽やかな朝。主人は寝室のバルコニーでのんびりと朝のコーヒータイム。私と息子はリビングのバルコニーから森の中にリスを発見して大盛り上がり。これだけ思い思いの過ごし方ができるのも贅沢な空間のおかげです。

■ 8:00 カートに乗り朝食会場へ

ホテルの方にカートでお迎えに来て頂いて、レストラン「ルッチコーレ」へ。

カート乗り場前のハロウィンの装飾も本格的で可愛かったです。

カートは遊園地のアトラクションのような感覚で乗れるからか、息子が大喜び。

■ 8:30 イタリア料理レストラン「ルッチコーレ」で朝食

カートに乗り数分で朝食会場「ルッチコーレ」のある棟に到着。

本格イタリアンが味わえるレストランですが、朝食時はアメリカンブレックファストを提供しています。

アメリカンと言いながらも、ジンジャーを効かせたフレンチトーストや地産のベーコンやソーセージ、濃厚なコーンスープなど、ひと手間加わったプレート。

窓の外に広がる深緑を眺めながら、ゆっくりと朝食を頂きました。

■ 9:30 森林浴をしながら家族でテニス

朝ごはんを食べ終えて、運動がてらテニスをすることに。ラケットやシューズ等、必要なものは「クアランド」の受付でレンタルできます。散歩しながらテニスコートへ。

エクシブ蓼科は広大な敷地を有しています。敷地内のテニスコートへ向かうだけでも森の中をトレッキングしているような感覚に。お部屋からもリスが見えましたが、お散歩中にもリスを発見。息子はドングリを拾って歩いていました。自然豊かだからこその楽しみですよね。

家族でテニスは初の試み!

息子はテニス自体が初めてでした。コートは予約ができるので家族だけのプライベート空間が楽しめるのも魅力。見よう見まねで「それっぽく」プレーをしていた息子に沢山笑わせてもらいました。

朝から良い汗をかきました。

■ 10:45 フワモコの泡風呂で最後のリフレッシュ

テニスで汗を流した後はお部屋に戻りお風呂へ。

窓の外の緑を眺めながら、フワフワモコモコの泡風呂にしてリフレッシュ。

息子も泡を手や頭にのせたり、バスタイムを満喫していました。

■ 12:00 中国レストラン「翆陽」でランチ

チェックアウトを済ませた後は、中国レストラン「翆陽」にてランチ。

煌びやかな個室で、「中国料理と言えば」な円卓に息子も興味津々。

頂いたのは「特選ランチコース」。まるで懐石料理のような繊細な盛り付けで、一口サイズで様々な中国料理を愉しめました。

中国料理が大好きな息子は締めの中華麺がお気に召したようで、大人の分まで平らげていました。

■ 14:00 蓼科の絶景を一望!車山展望リフト「スカイライナー」で感動の空の旅

ランチを終え、エクシブ蓼科を出発。息子はこのホテルが本当に気に入ったようで、帰り際は終始名残惜しそうな様子でした。

旅もいよいよ終盤に。帰りの電車まで時間があるのでドライブがてら車山高原を目指します。エクシブ蓼科から25分ほどのドライブで車山展望リフト「スカイライナー」乗り場に到着。ここからはリフトに乗り、車山山頂へ。

1日に数本しか出ていないという貴重なリフトに乗せて頂いて息子は終始ニッコニコ。こちらのリフトはペットをお連れの方も大歓迎。また、リフトに乗らずハイキングコースで山頂を目指す事も可能です。息子にとって初めてのリフト体験でしたが、怖がることもなく山頂まで15分間の空の旅を満喫しました。

標高1925mの車山。日本の名だたる山々を見渡す360°の大パノラマは圧巻です。遠くには富士山もくっきり見えます。

車山の斜面にはススキの平原が広がってきました。柔らかな秋の陽の光に照らされて黄金色に染まるススキの穂はとても幻想的。車山は秋のススキも見所の一つなのだそう。夏は展望台リフトやハイキング、冬はスキー場として四季を通して楽しめるので、また訪れたい場所の一つになりました。

■ 17:00 素敵なお土産と共に、特急「あずさ」で帰路に

レンタカーを返却後は行きと同様に特急「あずさ」に乗りました。旅行は「楽しさ」と「心地の良い疲れ」が入り混じりますよね。主人も息子も快適すぎる鉄道旅で乗車後すぐに爆睡。道中体が休まるのも鉄道旅の良いところ。

私にとってお土産選びも旅の楽しみの一つです。エクシブ蓼科のお土産ショップでは、定番どころから話題のスイーツまで、信州の魅力が詰まった素敵なお土産がたくさん。ホテル内でお土産が決まるとお土産をスーツケースに入れて帰れるので、荷物が嵩張りがちな子連れ旅行にはありがたいこと。今回は自分へのご褒美用から個包装のばらまきにオススメのものをチョイスしてみました。

中でも特にお気に入りはエクシブ蓼科オリジナルの「アーモンドホワイトチョコレートクランチ」と長門牧場の「牛乳ブッセ」。軽い食感が美味しいチョコレートクランチはパッケージもお洒落、そして個包装の一口サイズなので食べやすさも魅力で、家事や育児の合間のおやつにピッタリ。長門牧場の「牛乳ブッセ」はしっとりフワフワのきめ細かな生地と滑らかなクリームのバランスが絶妙。エクシブ蓼科のディナーでも、こちらのアイスクリームをデザートに頂いて美味しかったので、色々試してみたいと思いました。

エクシブ蓼科では高級感あふれる空間の中でのお食事やカクテル、豊かな自然の中でのアクティビティと、英国スタイルのリゾートライフを家族みんなで満喫できました。バルコニーから見えた深緑や、山肌で黄金色に輝くススキの平原はどれも幻想的で、旅の良い思い出に。都内から約2時間という好立地の高原リゾートで優雅に過ごす非日常、おすすめです。

蓼科周辺の春夏秋冬、美しい景色をスタッフがブログでお届けしております。

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Written by
主婦
Lisa