旬の葡萄を使ったパフェで秋の味覚を堪能し、伊勢の幸をふんだんに使った食事に心まで満たされる。
「グランドエクシブ鳥羽」で過ごす時間は、美味しさと癒しが重なり合うご褒美のようなひとときでした。
子どもと一緒にサワガニ捕りを楽しんだり、自然の中で笑顔あふれる時間を過ごしたりと、「グランドエクシブ鳥羽」ならではの体験も。
美味しい食事とゆったりした時間、そして子どもの笑顔。家族で過ごす休日にぴったりの滞在でした。
Day1
■15:00 伊勢志摩の白亜のリゾートで、水の音に癒されながらチェックイン

名古屋から車で約2時間、近鉄鳥羽駅からは車で10分ほど。
海沿いの道を抜けると、「グランドエクシブ鳥羽」の白い建物が姿を現します。
伊勢志摩の穏やかな海を望むロケーションが、到着した瞬間から私たちを非日常へと誘ってくれます。


今回宿泊したのは「エクシブ鳥羽アネックス」。
エントランスに足を踏み入れると、ヨーロッパ風の広々としたロビーにはゆったりとした時間が流れ、ひときわ存在感を放つ噴水や水流が旅の疲れを癒してくれます。
■16:00 ラウンジ「ドルチェ」で味わう、秋のスイーツ


ロビー奥にあるラウンジ「ドルチェ」は、アンティーク調の家具と深みのあるカーペットが印象的で、落ち着いた雰囲気の中に季節の彩りが感じられる空間。
窓の外にはプールサイドが広がり、まるで南国リゾートにいるかのように時間がゆるやかに流れていきます。

楽しみにしていたのは、秋限定の「夜天の紫翠パフェ」(11/30まで)。

みずみずしい葡萄と濃厚なゼリー、香ばしいピスタチオムースが重なり、ひと口で深い甘みとコクが広がります。
秋の味覚を贅沢に閉じ込めた、見た目も芸術品のように美しい一品でした。

続いて「チーズケーキ2種食べ比べ」(現在は販売終了)。
スフレはふんわり軽く、ベイクドは濃厚でしっとり。上に添えられたクリームと濃厚なチーズに風味が口の中で調和し、もっと食べたくなってしまうほどの美味しさ!

子どもも嬉しそうにスプーンが進み、どちらが好きかみんなで話し合いながら笑顔で味わうひととき。
移動の疲れがふっと抜け、心まで満たされるカフェ時間でした。
■17:00 鳥羽の海を眺めながら客室で過ごす、穏やかな時間


今回滞在したのは、アネックス棟にあるスイートグレード(Eグレード)のお部屋。
広々とした洋室と和室が続く間取りで、家族でもゆったりと過ごせる空間です。
クラシカルな家具や淡い色調の壁紙が落ち着いた雰囲気をつくり、窓の外には鳥羽の海が穏やかに広がります。

大きな窓から差し込む自然光が心地よく、ソファやベッドに身を預けると旅の疲れがすっと和らいでいくよう。

窓の向こうに見える海のきらめきが、非日常のリゾートステイをより一層特別感のあるものにしてくれます。

洗面スペースには上質なアメニティがそろい、バスタオルや子ども用の備品も充実。
和室があることで子どもものびのび過ごせて、家族での滞在にぴったりの心地よさを感じました。
■17:30 「ビストロ ヴァーグ」で味わう、伊勢志摩の秋の恵み
夕食は、本館にある「ビストロ ヴァーグ」へ。

宿泊しているアネックス棟からはシャトルバスが運行しており、短いドライブを楽しめます。
乗り物が大好きな息子も窓の外を眺めて、乗車体験にワクワクの様子。

「ビストロ ヴァーグ」は、上質な空間の中、五感で味わうフレンチが楽しめる、「グランドエクシブ鳥羽」内でも人気のレストラン。
夕方の海を眺めながら、旅の一日を締めくくるディナーが始まりました。


今回いただいたのは、三重の食材をふんだんに使ったコース「Bistro Collection」。
フランス郷土料理に精通したシェフ・小阪氏が、地元の生産者を訪ねて選び抜いた食材を、フランスでの思い出の料理に仕立てた特別なメニューです。

前菜の「海の幸を使った前菜盛り合わせ」は、烏賊・たこ・サーモンなど5種類の旬の魚介が彩り豊かに並び、一皿に海の恵みをぎゅっと閉じ込めたような一品。
みずみずしい魚介とバターミルクソースのほのかな甘味が絶妙に重なり、やわらかな食感と上品な旨みが心地よく調和していました。

メインの肉料理「松阪牛のローストにシューファルシー ジャガイモのグラタン添え」は、香ばしく焼き上げられた松阪牛の柔らかな旨みと、キャベツの甘みが溶け合う深い味わい。
特に感動したのが付け合わせのジャガイモのグラタン。ミルフィーユのように層になっていることで食感も新鮮で、ジャガイモの旨味がフワッと口の中いっぱいに広がります。

子どもには「お子様セット」を。
旗の立ったプレートには、エビフライやビーフシチュー、ポテトが美しく盛り付けられ、見た目も可愛らしい一皿。
一口もらったら、大人のコース料理顔負けの本格的な味付けに驚き!
お食事の後には子ども用のデザートまで出してくださり、息子は最後まで夢中で食べ進めていました!

デザートは「シェフパティシエからのアシェットデセール」。
この日は、マスカットやルビーグレープフルーツなど旬の果実を閉じ込めたテリーヌを、湯葉で繊細に包み込んだ一皿が登場しました。
トップにはライムをきかせた爽やかなアイスと、なめらかなフロマージュブランが重なり、果実の甘みと酸味、ミルキーなコクが絶妙なバランスに。
見た目の華やかさに心が弾み、最後のひと口まで幸福感に包まれました。
旅の夜を彩る、心ほどけるフレンチディナー。
一皿一皿に込められた丁寧な味わいが、静かな余韻を残しました。
■19:00 「スパ&エステ テルメゾン」で、夜の静けさに包まれる癒しの湯を


ディナーを終えたあとは、「スパ&エステ テルメゾン」へ。
ヨーロッパの温泉リゾートを思わせる落ち着いた空間に足を踏み入れると、静かな湯けむりに包まれ、心も体もふっと緩んでいきます。

やわらかな泉質のお湯が肌をやさしく包み込み、体の芯までしっかりと温めてくれました。
湯上がりの肌はしっとりとして、内側から整うような心地よさに満たされます。
一日の終わりにふさわしい、穏やかで贅沢な時間でした。
■20:00 イルカたちがきらめく、鳥羽ならではのイルミネーション

温泉の行き帰りに家族で楽しめるのが、スパの目の前で輝くイルミネーション。
「グランドエクシブ鳥羽」の近くに位置する鳥羽水族館をモチーフにした、イルカをかたどったライトがきらめき、まるで夜の海に迷い込んだよう。

季節ごとにテーマが変わるため、訪れるたびに違った世界を楽しめるのも魅力です。
光に包まれたイルカを見上げながらはしゃぐ子どもの笑顔が、旅の夜を特別なものにしてくれました。
Day2
■7:00 朝から冒険!ワクワクのサワガニ探し

朝の散歩がてらアネックス棟の外を歩いていると、駐車場へ向かう側溝に小さなサワガニの姿を発見。
よく見るとあちこちに隠れていて、生き物が大好きな2歳の息子は大興奮!

いざ捕ってみると想像していたサワガニよりも大きく、大人も思わず声を上げてしまうほどの迫力で息子はちょっぴり後ずさり。
それでも虫かごに入れてからは、興味津々で覗き込み「かわいいね」と笑顔を見せてくれました。

側溝の深さはあまりないものの、水辺は足を滑らせやすいので、手ではなく網での捕獲が安心。
動きやすく、足元は濡れてもいい服装がおすすめです。
ふだんのホテルステイではなかなか子どもに体験させてあげることのできない、貴重な自然の中での冒険を親子で楽しむことができました。
■8:00 五感で味わう、できたての朝ごはん「彩りライブモーニング」

2日目の朝は、「コンベンションホール マリンポート」でのブッフェ朝食からスタート。
高い天井と大きな窓からやわらかな朝日が差し込み、ガーデンを望む開放的な空間。
心地よい朝の空気を感じながらいただく朝食のテーマは「彩りライブモーニング」です。


シェフが目の前で仕上げてくれるライブキッチンでは、できたての香りに思わず足が止まります。

なかでも印象的だったのは、「鳥羽のおかあさんが握るおむすび」。
伊勢神宮奉納米「結びの神」を使ったご飯はふっくらとして甘みがあり、真珠塩のほどよい塩気が引き立ちます。
明太子や銀鮭など具材も豊富で、息子も大喜び。何度もおかわりしてしまいました。

お母さんが一つひとつ丁寧に握ってくれるだけでなく、子どもたちのことも可愛がってくださり、心ほぐれる朝のひとときを過ごせました。

洋食コーナーでは、「大内山牛乳で漬けたあおさバゲットのフレンチトースト」が絶品。
香ばしく焼き上げられた表面に、しっとりとした中身の優しい甘さ。
三重県で愛される大内山牛乳のコクと、ほんのり広がるあおさの香りが絶妙に調和し、何度でもおかわりしたくなる美味しさでした。

そのほかにも、だし巻き玉子や焼きたて干物など、伊勢志摩の味覚を生かした料理がずらり。
香り、音、そして手作りのぬくもり。まさに五感で味わう朝食タイムでした。
■11:00 旅の余韻を感じながらチェックアウト

名残惜しさを感じつつも、心地よい余韻の中でチェックアウト。
ロビーの噴水が静かにきらめき、出発の朝をやさしく送り出してくれました。

グランドエクシブ鳥羽の周辺には、家族で楽しめる人気スポットが点在しています。
鳥羽水族館や夫婦岩など、海や自然を感じられる観光地がすぐ近くにあり、チェックアウト後も気軽に立ち寄れるのが嬉しいポイント。
次はどこへ行こうかと話しながら、家族の笑顔が絶えない時間が続きます。
旅の余韻を残したまま、もう少しだけ鳥羽を満喫することにしました。
■12:00 日本一の飼育種類数! 1200の生き物たちに会いに「鳥羽水族館」へ

「グランドエクシブ鳥羽」から車で約10分、家族連れに人気の観光スポット「鳥羽水族館」へ。

国内でも有数の規模を誇り、約1200種もの海や川の生き物たちに出会えるスポットです。展示はテーマごとに分かれていて、小さな子どもでも飽きずに楽しめる工夫がいっぱい。

ガラス越しにアザラシたちがのんびりと泳ぐ姿に息子は釘づけ。指を差しながら「おっきいね!」と大はしゃぎ。

館内ではペンギンやラッコ、色とりどりの魚たちなど、見るたびに目を輝かせていました。


そしてお楽しみのアシカショーでは、元気いっぱいのパフォーマンスに拍手が止まらず!
リズムに合わせて体を揺らす息子の姿に、こちらまで笑顔に。

館内のカフェで食べた「らっこ焼き」も子どもに大好評。

まだ小さい子どもたちですが、楽しかったこの日の記憶が残ればいいなぁと願うほど大満喫できました。
■家族みんなで季節を感じる、「グランドエクシブ鳥羽」でのひととき
今回の滞在で印象的だったのは、季節の味覚を通して“秋”を五感で感じられたこと。
葡萄のパフェに始まり、伊勢の幸を使ったフレンチディナー、朝のライブキッチンまで、どの食体験にもシェフのこだわりと温かみが感じられました。

そして自然の中で子どもと一緒に過ごす時間を味わえるのも「グランドエクシブ鳥羽」の魅力。
サワガニ捕りやイルミネーション散策など、ホテルステイの中でも親子での発見がたくさんあり、旅が家族にとってより思い出深いものになりました。
「グランドエクシブ鳥羽」は、美味しさと癒しに包まれて、家族みんなが笑顔になれる場所。小さなお子様連れでも安心して楽しめる設備やアクティビティが揃っているので、初めての家族旅にもぴったりです。
季節を変えてまた訪れたくなる、そんな心温まる滞在になりました。

































