手ぶらで子供と雪遊びを堪能。「エクシブ蓼科」で叶える冬のウィンターリゾート旅
ウィンタースポーツを楽しむアクティブ旅
KEYWORD冬と言えばウィンタースポーツ。子供に経験させたいけれど、いざ行くとなると荷物や移動が大変で億劫になる…そんな方も多いのでは。今回、4歳と1歳の子供たちを連れて手ぶらで楽しめる雪山の旅へ。真っ白な銀世界と「エクシブ蓼科」の広い敷地内で楽しめるプールなどのアクティビティ、小さな子供も大興奮の旅の様子をご紹介します。
Day1
■ 11:30 特急あずさに乗って長野県へ
ホテルまで無料送迎バスが出ているエクシブ蓼科。バス発着の最寄り駅、茅野駅を目指して特急あずさに乗車します。電車好きの息子はあずさのプラレールを持参。車内で遊んでいるうちに、窓の外は雪景色に変わり、あっという間に到着です。
新宿からのアクセスは、茅野駅まで約2時間、ホテルまでは専用バスで約35分。ホテルに向かう途中に野生のシカに遭遇するなど、道中も楽しみがいっぱいです。
■ 14:30 エクシブ蓼科にチェックイン
チェックイン時刻よりも少し早めに到着。英国の雰囲気を醸し出す調度品に囲まれた「ドルチェ」で期間限定のジンジャードリンクをいただきました。
エクシブ蓼科は、「ブリティッシュ・カントリースタイル」がテーマ。イギリスの貴族が郊外で過ごす、優美でアクティブな休暇をイメージしたオールシーズンリゾートです。都市生活では決して味わうことのできないくつろぎや、豊かな自然に触れる旅がスタート。
■ 15:00 贅を尽くしたスーパースイートグレードの客室へ
宿泊したのは、和洋それぞれの寝室を兼ね備えた2ベッドルームの客室。暖炉のあるリビングは、冬のリゾートライフにぴったりな空間です。注目すべきは、大きなジェット&ブロアーバスとシャワーコーナーを備えたバスルーム。足元のタイルは冬場でも温かく、サンルームもついていて、子供たちは大はしゃぎ。バスタイムがいつもより長くなったのは言うまでもありません。
お部屋から雪景色に感動
1歳の娘は物心がついてから初めての雪景色。窓の外の様子に声を上げていました。冬の間、どんどん大きくなるという氷柱(つらら)など、普段見ることのない冬の景色に惹かれ、寒さを忘れてバルコニーへ。
■ 16:00 敷地内で雪遊び
子供にとっては寒さなんてなんのその。雪を見て、いてもたってもいられなくなった息子に懇願され、雪遊びに出かけることに。目的地は冬季雪遊び用に開放されている敷地内テニスコート。雪だるま作りや、まだ誰も歩いていないふかふかの雪の上に足跡をつけたり、大人も童心に帰る時間となりました。
■ 16:30 食事の前に温水プールでひと泳ぎ
ホテル内に温水プールがあると聞いて、水着を持参。広大な敷地の中央に位置する「アクアスパゾーン クアプラザ」は、屋内外のプールのほか、ジャグジー、打たせ湯、ミストサウナなどの豊富な温泉設備を誇る「プール クアランド」と、露天風呂や展望風呂を備えた「温泉からまつの湯」を併設した複合施設。蓼科の良質な水を贅沢なまでに使った屋内温水プールは、真冬でもプール遊びを堪能できます。
ホテルではスパエリアの年齢制限が多い中、プール クアランドは1歳児でも利用可能。(プール用おむつの着用必須)家族みんなでプールやジャグジーを楽しむことができました。
お互い男女別の更衣室で着替えたあとは「キッズルーム」で集合。クアプラザと同じ2号館1階に位置しているので、待ち合わせにとても便利でした。靴を脱いで遊べるスペースは、まだ小さなお子様や特にハイハイ期の赤ちゃんなどいるご家庭にとっては心強い存在。
■ 18:20 イタリアンディナーへ
プールで遊んだあとは身支度してディナーへ。広々としたバスルームは、洗面台もダブルシンクで使い勝手もよかったです。
お腹が減った息子は意気揚々に廊下を進んでレストランへ。
■ 18:30 カジュアルで子連れでも楽しめるコースディナー
施設内に4つあるレストランのうち、明るくカジュアルな雰囲気のイタリアンレストラン「ルッチコーレ」でディナータイム。周りにはお子様連れのご家族も複数見かけて、小さな子供連れでも気兼ねなく利用できました。
8皿のコース料理「CIELO〜チェーロ〜」
私たち夫婦がいただいたのは、長野県産の厳選した食材や高級食材を合わせたイタリアンコース、「CIELO〜チェーロ〜」。信州サーモンとキャビアのガレットクレープ包みから始まり、信州産キノコの“OYAKI”に黒トリュフを合わせたコンソメなど、地産地消とイタリアンエッセンスを交えたオリジナルメニューの数々が続きます。
中でも一番のお気に入りはシェフ自慢の一品でもある、「タラバ蟹と野沢菜漬け、リングイネ」。ボッタルガ(からすみ)がアクセントになったパスタはアラカルトメニューとしても人気なんだそう。風味と食感が病みつきになるパスタは、これだけでもまた食べにきたいと思ったほど。お酒が好きな方はぜひシェフのお料理と厳選ワインが味わえるワインペアリングがおすすめです。
子供用メニュー「フィアット」
子連れでの食事、レストラン選びにおいて、キッズメニューの有無は気になるポイント。ルッチコーレでは、コーンスープやミートソーススパゲッティ、チーズハンバーグなど、子供が大好きなメニューが揃ったプレートタイムのキッズメニューがあります。あらかじめ予約しておいたので、乾杯後すぐに子供の料理を提供してもらえて嬉しかったです。
■ 20:00 客室内ジャグジーで体の芯からあたたまる
お部屋の広々としたバスルームでバスタイム。円形のバスタブは親子で入っても余裕の広さで、子供たちと一緒にジャグジーや泡風呂を楽しみました。
備え付けのアメニティー「MUNOAGE」のボディーウォッシュは泡立ちがよく、ふわふわのバブルバスが簡単にできあがります。湯船でしっかり温まったら、サンルームのベンチでほっと一息。日頃の慌ただしさから逃れて、贅沢なのんびりとした時間となりました。
■ 21:00 小さな子供連れでも安心。和室の敷布団で就寝
2つある寝室のうち、一部屋は和室。寝相の悪い子供たちにはありがたい布団を敷いて、仲良く就寝です。
正直なところ、捨てがたかった天蓋付きのロマンチックなベッド。クローゼットやテレビ、ソファーにバルコニーまでついている洋室ベッドルームは、三世代や二家族旅行などでもプライベートが守られていいなと思いました。またいつかの旅先候補に仲間入りです。
Day2
■ 7:30 日本料理 花木鳥で和朝食を
この日はゲレンデに行くため、早起き。朝食は、民家風の心なごむ日本料理店「花木鳥」で和食御膳をいただきました。
魚沼産コシヒカリの釜戸御飯に、お米がすすむおかずの数々。長野県ならではの野沢菜や、ラー油きくらげ、烏賊明太などどれも甲乙つけ難い8種類のおかずとヨーグルトの入った「寄箱」に加え、真鯛と鮭、2種類の焼魚や出汁巻き卵など、ボリューム満点でおなかがいっぱいに。
4歳の息子は有料のお子様御膳、1歳になりたての娘にはご飯(海苔とふりかけつき)とお味噌汁を出していただきました。エクシブでは小さな子供にはお米とお味噌汁を無料提供してくれることが多いです。お米大好きな娘はもちろん完食。
■ 9:00 子供も大興奮のカートでホテル散策
朝食のあとはお部屋までカートでお散歩。宿泊した3号棟まで施設内をぐるっと回っていただきました。貸し出ししてくれる防寒用ブランケットにくるまって、寒い中風を切って進むカート散歩は子供たちにとってはちょっとしたアクティビティ。夏場のバーベキュー場や、今は雪遊び場になっているテニスコートなど、説明を聞きながらあたたかい季節にも訪れたくなりました。
■ 10:00 お土産を買ってチェックアウト
メンバーは12時、通常は11時のチェックアウトですが、ゲレンデを満喫するため早めに出発することに。
お部屋に用意されていたウェルカムスイーツのプラリネチョコレートが美味しかったので、同じものをお土産に。キャラメリゼされたナッツの香ばしさと、紅茶の香りが立つチョコレートは人気アイテムなんだとか。
■ 10:30 ホテル送迎バスでゲレンデへ
ホテルの送迎バスで約15分、「ピラタス蓼科スノーリゾート」へ。雪道の車の運転には自信がない私でも、送迎バスなら安心です。荷物はホテルに預けて、手ぶらで私服のまま向かいます。(バスは事前予約制)
子供ができてから疎遠になってしまったウィンタースポーツ。スキーウェアやボードなど、いざゲレンデに行くとなると荷物が多くなってしまうのも面倒に感じる理由のひとつでした。ただでさえ荷物が多い子連れ旅で、子供たちとゲレンデに行くとなると、さらにハードルが高くなるものの、今回の旅は別。
手ぶらで大丈夫。レンタルショップでウェアやアイテムをレンタル
ホテルからの予約でお得に利用できる「レンタルショップアゲイン」で、ウェアやゴーグル、そりをレンタル。ウェアレンタルが初めての息子でしたが、サイズやアイテム選びなど、お店の方がとても親切に対応してくれました。
無料の鍵付きロッカーに荷物を預けて、いざゲレンデへ。
■ 11:00 ロープウェイに乗って山頂の絶景を拝む
北八ヶ岳ロープウエイに乗って、お目当ての山頂の絶景へ。山頂駅の高さは標高2,237m。まだゲレンデコースのオープン前だったので、人も少なく、坪庭エリアの誰の足跡もない雪や日本アルプスの絶景を望む展望台を独り占めできました。
■ 12:00 雪景色を見ながらランチタイム
お昼はゲレンデを眺めるスカイラウンジにて。店員さんおすすめのイエローカレーや、子供が好きなクラムチャウダーやポテトなど、午後のそり滑りに向けてエネルギーチャージ。山頂の雪あそびで疲れたのか、息子はしっかり糖分補給までしていました。
■ 13:00 子供たちと一緒にそり遊び
レンタルショップアゲインでそりを受け取って、いざそり滑り。4歳の息子は一人でも余裕の表情。娘は初めての雪遊びでしたが、爽快に風を切ることに楽しさを覚えたのか、眠くなるまで何度も滑り続けていました。
■ 15:30 ホテルに戻って再びドルチェへ
雪山でしっかり遊んであとは家に帰るだけ。エクシブやベイコートなどのオーナー向けに無料のドリンクメニューがあるドルチェでバスの出発時刻までゆっくり過ごしました。
■ 17:00 余韻に浸りながら帰宅
澄んだ空気の中で照らされる夕日を見ながらバスに揺られ、息子はいつの間にか夢の中へ。
初日はプールなど施設内で、2日目はゲレンデでめいいっぱい遊んだ1泊2日蓼科旅行。大きな荷物を抱えることなく、また不安な雪道を運転することなく、ウィンターリゾートを大満喫した2日間は、子供たちとの素敵な冬の思い出の1ページとなりました。
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