施設名
2023.12.01
#ラグーナベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート

音楽に酔いしれるホテルステイ「おとホテル」を体験inラグーナベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート

KEYWORD

高い天井と大理石に囲まれた造りが特徴的な「ラグーナベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」。「ホテルステイ」と「音楽」を繋ぐ「おとホテル」がスタートしたということで、母と一緒に体験してきました。

リゾートトラストが株式会社ヤマハミュージックジャパンとコラボレーションし、ホテルステイに音楽を取り入れたのが「おとホテル」。音楽を通して人々が繋がり、かけがえのないひと時を共有することにより、豊かでしあわせな時間を創出できることを目指しているそう。

1〜4に分けたフェーズがあり、今回はフェーズ1のホテルサロンコンサートへ。
フェーズ2以降は音楽体験やアンサンブル体験、最終的にはフェスの開催まで予定されているとのことで、音楽や楽器好きにはたまらない企画です。今回はフェーズ1、10 月末より月1~2 回程開催されるホテル内の様々な場所や時間帯に生演奏を楽しむことが出来る「ホテルサロンコンサート」の様子をご紹介します。

演奏者は毎回異なり、この日は名古屋フィルハーモニー交響楽団によるクラシック弦楽四重奏を楽しめました。
よくある“ホテルで演奏されるBGM”とは異なり、ゲストが一堂に会して共に音楽を楽しむ、ホテルにいながらにしてコンサートへ出かけるような特別な体験です。

■ ウェルカムミュージック~施設に足を踏み入れた瞬間から音楽がお出迎え〜

チェックインの時間、エントランスへ足を踏み入れた瞬間から「ウェルカムミュージック」が流れ、上質な音楽が出迎えてくれました。曲目も堅苦しいものではなく、馴染みのある有名な曲で、大人から小さな子供まで一緒に楽しめるものでした。

弦楽器の明るく華やかな音色が、天井が高く広々としたエントランスに美しく反響します。ゲストが自然と足を止めて聴き入り、気づけばたくさんの人が集まって音楽を楽しむ空間に。

■ ディナータイムミュージック ~上質な音楽の余韻とともに楽しむ、特別なディナー体験~

ディナー時は、レストラン前の吹き抜けスペースで「ディナータイムミュージック」として、弦楽器の二重奏が行なわれていました。上質なハーモニーの余韻の中、メインダイニング「MAROCE」へ向かうことができる特別感。母と感想を語り合いながら頂く美味しいお料理は、普段のホテルディナーとは違った優雅なひと時を彩ってくれます。

お食事はリゾートトラスト創立50周年記念ディナーである「E Oltre…(エ オルトレ…)」を頂きました。「ほのかな燻製香をまとったオマール海老のフリット 巨峰と紫バジルのソース」は、オマールテールを贅沢に一尾分使用し、イタリアらしいフリットに。そこに日本の食材である、ピリッとした辛さが特徴的なからし菜の組み合わせが新鮮で絶品でした。

また「カボチャとフォアグラのブリュレ」は、デザートワインと生姜のアクセントが効いた秋らしい一品。イタリア各地で修行されたシェフの、その地方独自の伝統的な味とモダンスタイルのハーモニーが美しいお料理でした。

■ カクテルタイム~音楽に包まれながらお酒を楽しむ大人時間~

夜はエントランスに特設のバーが設置され、お昼とは全く違った雰囲気に。カクテルタイムはお酒を頂きながらゆったりとした音楽を楽しめる、大人の音楽時間を堪能できました。弦楽器の豊かで温かい音色を聴きながら頂くカクテルは格別。
演奏後は各々感想を語り合う人や、余韻に浸りながらバーラウンジへ移動する人も。

頂いたカクテルはシグネチャーカクテルである「蒲郡みかんのエスプレッソダイキリ」と期間限定の「Bliss Bouquet~幸せのブーケ~」。蒲郡の特産品である蒲郡みかんとマンゴーを使用したフルーティーなカクテルと、創立50周年の感謝の花束をイメージした2つのカクテルで乾杯しました。

「ラグーナベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」は、名古屋から約1時間程度の距離にある閑静な海辺の街、愛知県蒲郡市に佇む、近未来のラグジュアリーを具現化したアーバンリゾート。

「おとホテル」の会場が「ラグーナベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」である理由のひとつに、音楽にぴったりな構造が挙げられます。高い天井に遮蔽物がなく、音が美しく反響することでまるで音に包まれているような感覚を味わうことができるのだとか。
楽団員の方も「足元に絨毯などがなく、石造りのため音を吸収されることないため演奏がしやすい」と感動されていたことが印象的でした。

今回宿泊したのは「ロイヤルスイート 2ベッドルーム」。広々としたリビングに2つのベッドルーム、そしてバスルームは一面大理石のビューバスといった贅沢なお部屋です。大きな窓から広がる三河湾にはヨットやクルーザー、海鳥が行き交い、海辺のラグジュアリーリゾートを堪能することができます。

また「ザ・ベイコート スパ」には、天然の温泉を楽しめるオープンエアのアウトドアバスが。まるで水平線の果てまで繋がっているかのような圧巻のワイドビューを心ゆくまで味わえます。広い海に自分が浮かんでいるような不思議な感覚とともに、日々の疲れを癒すことができました。

■ 水面が輝くメインダイニングでの、地元食材を使った贅沢な朝食

朝食はメインダイニングの「MAROCE」にて。夜とはまた雰囲気ががらりと変わり、水面にキラキラと朝日が反射する、明るく開放的な空間となっていました。

メニューは「Fresca(フレスカ)」。ミントが爽やかに香るオリジナルのフレッシュジュースでゆっくりと身体を目覚めさせ、前菜、スープ、メインプレートにデザートとコース形式でサーブされる洋朝食を頂きました。
メインプレートの「ポーチドエッグ 蒲郡みかん香るオランデーゼソース」に、三河豚ベーコンの塩味が相性抜群。地元の食材が使われているところも嬉しいポイントです。

ホテルと音楽を通じて人々の人生が繋がる、出会いを創る「おとホテル」

「おとホテル」は、ホテルと音楽を通して人々が繋がる【おとホテル一音一会】をコンセプトに、五感を通して音楽と触れ合い、身近に音楽を感じて親しんでいく機会を提供しています。
私たち親子にとっても音楽を通して母と新たなコミュニケーションが生まれ、お互い普段なかなか手を出しづらい音楽というジャンルへ触れる素晴らしいきっかけになりました。

将来的にはホテル内で培ったコミュニティバンドを含め、地元楽団等との演奏の場の提供や、地域と連携した大型音楽イベント開催によりホテルと音楽を通じて人々が繋がり、かけがえのない時間をともにする、豊かでしあわせな時間の創出を見据えているそう。
今回は音楽への興味と関心を引き立てるコンサートの開催、そして今後は実際に楽器を体験できる機会に、一緒に大合奏を楽しむアンサンブルの場、そしてホテル近隣の屋内外施設で音楽フェスティバルを実施するといった、ホテルと地域、人々が音楽で繋がる出会いを創っていく予定とのこと。

音楽が持つ、人生を繋ぐ可能性を感じた経験となりました。これからの展開も楽しみです。皆さんもぜひ、足を運ばれてはいかがでしょうか?


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Written by
会社員
Sofie