旅の楽しみのひとつである「食」。この「食」を目的に旅先を決める方も多いのではないでしょうか?この記事では、ホテルステイで人気を博すセルフ形式の食事スタイル【ブッフェ】の歴史やマナー、また、秋の京都を豊富なメニューで楽しませてくれる「エクシブ京都 八瀬離宮」のブッフェの魅力をご紹介します。
秋の京都観光におすすめの周辺スポットも一緒にご紹介するので、旅の参考にしていただければ幸いです。
ブッフェとは?
ブッフェの発祥はフランス。フランス語の「buffet」からきていて、元々は立食形式の食事・食卓を意味し、列車内や劇場などの簡易食堂 で、飾り棚に並んだお料理から好きなものを自由に選ぶ食事スタイルがあったことから名づけられたとされています。
ブッフェとバイキングの違い
バイキングは食べ放題を意味する言葉ですが、ブッフェとは、セルフ形式や立食形式といった意味で、食べ放題であるとは限りません。
そして「バイキング」はなんと和製英語。日本発祥で、海外では通じないというのを最近知りました。普段、何気なく使っているブッフェやバイキングという言葉にも、実はたくさんの違いや歴史があるようです。
ブッフェの楽しみ方
ブッフェではたくさんの美味しそうなお料理の中から、今日は何を選ぼうかなぁと迷うのも楽しかったりしますよね。選んだお料理を自分のペースで食べたり、美味しかったお料理を何度もお皿に盛りに行ったり、甘い物が食べたくなったらデザートを選んでみたり。
そのときの自分の気分に合わせて食べられるのがブッフェの醍醐味です!
マナー
ブッフェは前菜からデザートまで、どのお料理を選んで食べても自由。ですが、コース料理と同じ流れで盛り付けた方が上品な印象で、より良いとされています。見た目も綺麗になるので自分の満足度も高くなります。是非、前菜→メイン料理→デザートの順でチョイスし、食べてみてください。
そしてブッフェに限らず、取った物は最後まで食べるのがマナーとされています。お料理を少しずつ取り、残さないように自分の満腹度を意識して量を調節するようにしましょう!
■「エクシブ京都 八瀬離宮」で楽しむブッフェの魅力
ここからは、「エクシブ京都 八瀬離宮」のブッフェの魅力をご紹介します。
エクシブのブッフェスタイル
今回利用したイタリア料理「トラットリア ジョバーノ」のブッフェは“オーダーブッフェ”というスタイルで、メイン・ピザ・パスタは、注文をしてから調理し、スタッフの方が届けてくれるので、出来立てを頂くことができます。その他のサラダやスープ、デザートなどはブッフェボードから好きなものを自分で取りに行くスタイル。どちらも好きなものを好きなだけ頂けるのが嬉しいサービスですよね。
エクシブのブッフェおすすめポイント
元々「トラットリア ジョバーノ」のオーダーブッフェは、メイン料理をお好きな物1品だけ選べるというものでしたが、もっとお客様に喜んでいただきたいという気持ちからメイン料理もすべて食べ放題になり、ひとつでも多くメイン料理を食べられるようにと少量にしているのがポイント。是非皆さんも様々なメイン料理を食べてみてください。
■エクシブ京都 八瀬離宮「イタリア料理 トラットリア ジョバーノ」でブッフェを
エクシブ京都 八瀬離宮でオーダーブッフェを楽しめるのが、「イタリア料理 トラットリア ジョバーノ」。定期的に様々なテーマでブッフェを開催しています。私たちが訪れた際のブッフェのテーマは「北海道」。すべてのメニューに北海道産の食材、そして旬の食材が使用されていたので、今回は秋の味覚も一緒に楽しめました。
私たちが選んで食べた中で特に美味しかったお料理は、メイン料理の“活け伊勢海老のヴァプール 北海道産生クリームを使用したフリカッセーア”。ぷりぷり伊勢海老を生クリームで程よく甘く仕上げた、とても美味しく贅沢な1品でした。
パスタは“北海道帆立貝と九条ねぎ トマトクリームパスタ”。大粒の帆立貝がゴロッと入っていてトマトクリームとの相性が良く、クリームパスタなのにサッパリした口当たりでクセになるお味。
ピザは“きたあかりとホワイトコーン”をチョイスしました。ホクホクとした北海道の黄金じゃがいも・きたあかりは歯応えもあり、ホワイトコーンがアクセントになっていてお気に入りのひと皿でした。
キラキラと輝く宝石のようなデザートはどれも魅力的で、気がつけばお皿の上いっぱいに。目でも舌でも楽しめるクオリティの高いブッフェが「エクシブ京都 八瀬離宮」では頂けます。
「エクシブ京都 八瀬離宮」のご紹介
「エクシブ京都 八瀬離宮」は京都から少し離れた自然豊かで五感に響く八瀬エリアにあり、とても閑静な場所に位置しています。
■ 客室
今回宿泊した【スーパースイートグレード(Sグレード)】の間取りはリビング、ベッドルーム、バスルーム、和室、バルコニーからなる、広々とした空間。窓が大きく開放感があり、高級感のある内装でラグジュアリーなお部屋。ベッドルームは落ち着いた暖色カラー。バスルームにはジェットバスがあり、テレビを観てゆっくり。
バルコニーからは美しい木々を一望することができ、ところどころ葉っぱが色づきはじめていました。テーブルにはウェルカムスイーツとして京ポルボロン。冷蔵庫にはシャンパンが用意されていたので、2人で乾杯!
■ 朝食
朝食は別棟にある「日本料理 京都 華暦」。緑に囲まれた静かな雰囲気の中庭が見える個室にて朝食を頂くことができます。サラダやきのこ鍋、そして、色々な種類のおばんざい。鮭や焼ベーコン、お出汁のきいた出汁巻玉子もとても上品で美味しい!中でも土井志ば漬本舗のお漬物を好きなだけ頂けたのが嬉しく、ご飯がもっと進みます。
■ バー
「バー カンティーナ」は、ライトアップされた中庭の景色を見ながら、ピアノの生演奏と歌で優雅な京都の夜を演出してくれます。
私たちは、ディスティネーションカクテル“咲美〜SABI〜”(写真左)と“和美〜WABI〜”(写真右)とを頂きました。“咲美〜SABI〜”は、京都宇治抹茶と洋ナシを使用したフルーティーなカクテル。意外な組み合わせのカクテルで
洋梨の甘さと抹茶のほのかな苦味が、すっきりした上品や味わいでした。“和美〜WABI〜”京都のクラフトジン「季の美」と「松田桃香園ほうじ茶」を使用したカクテル。ほうじ茶とお酒がとても合っていて、深い味わいと爽やかな香りでとても美味しいカクテルでした。
■ ラウンジ
ラウンジは、高い天井と大きな窓がとっても開放的。こちらでは、秋の味覚“安納芋のモンブラン”を頂けます。オーダー後に目の前で安納芋を絞ってくれる演出に気分も高まります。絞りたての安納芋クリームの中には、生クリームに覆われたサクッサクのメレンゲと紫芋のアイスが入っていて、風味豊かでとても美味しかったです!
2023年10月1日〜11月30日までの期間限定なので、訪れた方はぜひ食べてみてください!
まとめ
“いつもの京都”ではない、今までと違った京都を味わえる穴場の八瀬エリア。歴史的なロマンも感じられ、都会の喧騒から離れた場所で、心休まる空間です。
そんな「エクシブ京都 八瀬離宮」でぜひ体験してほしいのが、「イタリア料理 トラットリア ジョバーノ」のオーダーブッフェ。エクシブのオーダーブッフェでは、好きなお料理を、出来立てで、思う存分楽しむことができます。
日常を忘れ、自然いっぱいの空間で、おなかも心も満たす。そんな魅力あふれる「エクシブ京都 八瀬離宮」へ、食旅に出かけませんか?
「エクシブ京都 八瀬離宮」のおすすめ情報
Crosta京都キャリーサービス
「Crosta京都キャリーサービス」は、京都駅からホテルへ、ホテルから京都駅へ、ホテルからホテルへ、と手荷物を送ってくれるサービスです。エクシブ 京都 八瀬離宮で10時までにベルデスクで受付をして荷物を預ければ、14時以降20時までの好きな時間に京都駅にて荷物を受け取れますので、重い荷物を持たずに市内観光が楽しめます。公共交通機関を利用して観光される方はぜひチェックしてみてください。
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