施設名
2025.01.14
#サンクチュアリコート高山 アートギャラリーリゾート

「サンクチュアリコート高山 アートギャラリーリゾート」で美意識を磨く旅へ

KEYWORD

飛騨高山のアルプスを望む高台に、2024年3月に開業した「サンクチュアリコート高山 アートギャラリーリゾート」。

ホテルと美術館が融合した、今までにない“アートギャラリーリゾート”です。どこにいても美しさを感じる空間で過ごした1泊2日の美意識を磨く旅をご紹介します。

Day1

■14:30 「サンクチュアリコート高山 アートギャラリーリゾート」に到着

東京駅から新幹線で名古屋駅に向かい、そこから特急「ひだ」に乗り換えて高山駅へ。岐阜県高山市の「サンクチュアリコート高山 アートギャラリーリゾート」にやってきました。約4時間の道中も車窓からの美しい景色に心が躍り、ワクワクしながら到着です。

■15:00 チェックイン

“アートギャラリーリゾート”という名の通り、エントランスから館内のいたる所にアート作品が。
キラキラと輝くアートを一つひとつ眺めながら、チェックインまでの時間も楽しみます。
大きな窓の向こうには、山々が連なる北アルプスが。窓枠が額縁となり、まるで一つの絵画のようでした。

■15:30 クラブスイート 和モダンルーム

今回は、クラブスイートの和モダンルームに宿泊。
シックな配色のインテリアでまとめられた空間は、和を感じながらもラグジュアリーな雰囲気。
大きな窓からは豊かな緑を望むことができ、サンセットタイムに差しこむ光も美しく「どこにいても美しさを感じるリゾート」に、終始うっとりしながら過ごしていました。

バスルームも素敵なのですが、備え付けの黒いバスローブがふわふわで軽く、とても気持ちいい! 着いてすぐに着用し、お部屋での時間を思いっきり楽しみました。

公式より引用

「サンクチュアリコート高山 アートギャラリーリゾート」は全室スイートで3タイプ(クラブ・ラグジュアリー・ロイヤル)あるそう。ラグジュアリースイート以上は今回宿泊したお部屋とは異なり、温泉付客室とのこと。

■16:00 お部屋でのんびり

少し陽が沈んできて、陽の光が気持ち良い時間帯。
「せっかくなのでお部屋でのんびり過ごそう!」とドリンクをチェック。
コーヒーマシンやティーセットが用意されていたので、ゆったりとくつろぎながら親友と近況報告を。

■17:30 併設の「飛驒高山美術館」で感性を磨く時間

ホテルに併設する「飛驒高山美術館」へ。
エミール・ガレやルネ・ラリックなどが手がけた、世界中から集められたアール・ヌーヴォー、アール・デコの作品が、5つの展示室に飾られています。

展示室2「うつろいの間」は、季節や時間のうつろいに合わせて照明・香り・音楽が変わる、五感を刺激される空間。
作品ごとに光の色や強さが調節された、ガラス工芸品のうるっとした質感に、自身の心が潤うのを感じました。

自然光による作品の変化を楽しめる展示室5「光のギャラリー」は、特にお気に入りの空間。
展示室ごとに表情が変わる美術館で、美しいアート作品を眺めながら自分と向き合う、至福の時間となりました。

■18:00 「The Spa」での温泉タイム

移動で疲れた体を癒しに「The Spa」へ。
檜風呂は自家源泉で、岩風呂に満ちるのは飛騨高山の雪解け水から生まれた「ひだまりの湯」。
少しとろっとした柔らかな水質で、肌がつるつるスベスベに。“美肌の湯”と呼ばれているのも納得!

北アルプスの渓流をイメージした露天風呂が美しく、滞在中3度も訪れてしまいました。

「The Spa」には併設の「Treatment Salon」も。
飛騨高山の間伐材から抽出したオイルを用いた、アロマトリートメントのメニューが揃います。
アロマオイルはどれも香り高く、まるで森の中にいるような気分に。飛騨の香りに包まれて、日々の疲れを癒すのにぴったりです。

■19:30 「日本料理 飛匠」でディナータイム

ディナーは「日本料理 飛匠」で。
高山の伝統的な木工文化や豊かな自然からインスピレーションを受けたという、温かみのある和モダンな雰囲気に気分が高揚します。まずはシャンパンで乾杯!

■20:00 四季を感じるコース「清明」で飛騨を堪能

地元そして日本全国の厳選された食材を味わえる「清明」のコースを頂きました。
北陸の食材から地元の飛騨牛まで、「美味しい!」をぎゅぎゅっと集めた料理はどれも絶品。
特に、冬の訪れを感じる「トリュフ香る土瓶蒸し」は逸品で、お酒も進みます。

美しい食器を一つひとつ眺めながら食事を楽しみ、地元高山の酒蔵の日本酒飲み比べにもトライ!
食材からお酒まで、地産地消の味わいをしっかり堪能できるコースでした。

■21:00 お部屋に戻る前の一杯

食後は、ロビーにあるバーへ。お昼の雰囲気とはガラリと変わり、ムード溢れる空間に。

今回いただいたのは、エメラルドに輝くパール入りのカクテル「LIBELLULE(リベリュール)」。併設の飛驒高山美術館に収蔵されている「蜻蛉紋のエナメル彩水差し:エミール・ガレ」をイメージして創作されたキラリと輝くカクテルは眺めているだけでため息の出る美しさ。

もう一杯は、サンクチュアリコート高山をイメージしてアレンジされた「ESPRESSO TAKAYAMARTINI(エスプレッソ・タカヤマティーニ)」。

ベースには、地元リキュールメーカーのクラフトリキュールを使用。
フルーティな味わいでさっぱりと飲みやすく、食後に飲みたくなる一杯です。静かな時間を彩ってくれる素敵なカクテルは、この旅を振り返るおともにピッタリ。

Day2

■8:30 フレッシュな朝食で一日をスタート

朝食は「イタリア料理 リストランテ オッツィオ」にてブッフェスタイルで。
洋食を中心になんと88種類もの食材が用意され、好みのプレートにカスタマイズできます。
卵料理はライブキッチンで調理してくれますよ。

和食メニューも豊富で、飛騨の名物が勢ぞろい。和洋どちらも目一杯楽しめるのが嬉しい!
ガーデンテラスを眺めながら、フレッシュな朝食でパワーチャージできました。

■10:30 「スカイテラス」でアルプスの絶景を独り占め!

北アルプスの絶景を独り占めできる「スカイテラス」へ。
この日はお天気が良く、紅葉とアルプスに積もる雪のコントラストがくっきり。ピリッとした寒さも忘れてしまうくらい、眺望に夢中に!

■11:00 ドッグランを見学

こちらのリゾート、愛犬と一緒にステイすることもできます。
2人ともワンちゃんを飼っているので「次回の下見に…」とドッグランを見学。広さは約707㎡で、飼い主が愛犬を見守りながらくつろげるスペースも完備。
長旅の後は、こちらでワンちゃんもリフレッシュできますね。

■ 旅を振り返って

自然やアート、地元素材を活かした料理やリラクゼーション、雪解け水の温泉…。
細部にまで散りばめられた美意識を、五感で味わい尽くすリゾート。
たっぷり癒されたのはもちろん、チェックアウトの頃にはなんだか経験値がアップしたような気分に。
そんなワンランク上の旅を、「サンクチュアリコート高山 アートギャラリーリゾート」でぜひ体感してみてくださいね。

Written by
フォトグラファー
SAKIE NINOMIYA