慌ただしい毎日に小休止を。母、私、子供2名の親子三世代で向かったのは、かの文豪・夏目漱石も足繁く通った奥湯河原の源泉を楽しめる「エクシブ湯河原離宮」。自宅からホテルまでハイヤーでの往復送迎付きプランを利用し、小さな子供連れでも安心、移動の疲れもなく楽しめる旅となりました。旅の終盤にはサンメンバーズのホテル「リゾーピア熱海」へ。歴史的名湯と美食を楽しむ温泉旅、1泊2日の旅の様子をご紹介します。
Day1
■ 12:00 ハイヤーにて自宅からホテルへ
目的地のホテル、エクシブ湯河原離宮まではプライベートハイヤーでの送迎を利用。3歳と0歳児、子供2人分のチャイルドシートもご手配いただき、広々としたアルファードでの移動は快適そのもの。小さな子供連れだと心配な長時間の車移動も、何不自由なく過ごすことができました。
■ 13:00 チェックイン
到着後、早速チェックイン手続きを。チェックインカウンターの壁一面にひろがる平松礼二氏の作品、「ジヴェルニー モネの池・風音」が出迎えてくれます。
エクシブ湯河原離宮のデザインコンセプトは“琳派(りんぱ)モダン”。館内の至る所に散りばめられたアート作品を美術館のように楽しめます。
■ 13:30 ラウンジで絞りたてモンブランに舌鼓
お部屋の準備ができるまで、ラウンジでお茶をしながら過ごすことに。すぐ目の前で作っていただける、「絞りたてモンブラン」をいただきます。初めて見る機械に3歳の息子は興味津々でした。
ほんのりした甘さと、口の中で溶けるモンブランは午後のおやつ時間にぴったり。会員メンバーの場合、ラウンジで何度も利用できるドリンクカードがもらえます。
■ 15:00 煌びやかな和の空間。スーパースイート和モダンタイプの客室へ
小腹が満たされたところで客室へ移動。
今回宿泊した客室はスーパースイートグレードの「和モダンルーム」。靴を脱いで客室へ上がると、廊下の奥から温泉の香りが漂ってきます。
広々としたお部屋のバスルームで、24時間好きなときに温泉を満喫できるなんて贅沢の極み。備え付けのバスローブも素材がとても柔らかく、着心地抜群です。
今回の旅は生後9ヶ月、まだハイハイやつかまり立ちをする娘も一緒。リビングに隣接する床の間に見立てられた和室空間は、小さな赤ちゃん連れにはぴったりのスペースでした。デザインテーマ“琳派モダン”の屏風壁は実は収納スペースにもなっていて、デザインと機能性を兼ね備えています。
もうひとつのベッドルームは、屏風に見立てた光壁が大胆にあしらわれた、豪華で美しい空間が印象的。小さな子供連れということでベッドガードを事前リクエストしました。
定員5名まで宿泊でき、120平米以上の広さのある客室。リビングには大人4名でも広々と座れる大きなソファにオットマン付きのカウチがあり、家族団欒にもぴったりの空間です。
客室内の豪華なデザインもさることながら、窓からの景色にも注目。
尾形光琳「紅白梅図屏風」をオマージュした中庭の風景は、訪れた6月中旬は鮮やかな緑が美しく、子供たちもじっと窓の外を眺めて遊んでいました。
■ 16:50 ディナーレストラン「翆陽」へ
レストランにも定評のあるエクシブの各施設。旅のハイライトでもあるディナーは、中国料理「翆陽」の個室にて。
途中、館内の数々のアートを堪能しながら、レストラン入口へ向かいます。
■ 17:00 「 翆陽」で味わう彩豊かな中国料理に舌鼓
利用した個室「光」は、ベビーカーでもそのまま入れる広々とした円卓テーブルのお部屋。子供連れの食事でも、プライベートな空間でゆっくり味わうことができました。
翆陽のテーマは、“日々進化し続ける〜Modern Chinese〜”。中国料理の基本を守りながら、新しい発想を取り入れたモダンチャイニーズを堪能できます。
今回いただいたのは、旬コレクション。アミューズから始まり、デザートまでの8皿を、青ザメのふかひれ、北京ダック、黒鮑やオマール海老など贅沢な食材で構成したコースです。お食事に合わせて、飲み物は大好きな中国茶プーアールをいただきました。
料理長を務める広瀬 泰郎氏の「こだわり」は、新しい発想を邪魔するような料理に対する「こだわりを持たない」ことだそう。広東料理をベースに、旬の食材を活かして柔軟な発想力で作り出す料理は、彩りも豊かで、女性にも大変人気です。
3歳の息子に大好評だったお子様用コース、蘭は、一口チャーシューなども入った小さな前菜盛り合わせからスタート。子供が喜ぶ蟹肉入りコーンスープ、唐揚げや焼売などメインの盛り合わせのあと、ちまきか麺か好みのお食事を選ぶことができました。デザートまでしっかりとボリュームがあり、3歳の息子にとっては盛り沢山の豪華なディナーとなりました。
■ 19:30 お部屋に戻って一休み
翆陽での豪華な中国料理のコースでお腹がいっぱいになったので、プライベートスパの予約時間までお部屋で一休み。
日が落ちてライトアップされた中庭を通って客室へ戻ると、お布団がセットされていました。食事の準備や掃除など、日常の家事から開放されてのんびり過ごせるのも旅の醍醐味です。
■ 20:00 プライベートスパでの寛ぎ時間
おむつ着用の赤ちゃんは大浴場を利用できないため、プライベートスパでのんびり温泉に浸かることに。
完全プライベートな空間にはソファーもあり、子供たちと私の母、親子三世代で一緒に温泉も満喫することができました。
■ 21:30 子供たち就寝後のお一人様時間
プライベートスパから戻ったら、お布団でごろごろしながらいつの間にか子供たちは就寝。母と私はリビングでゆっくり過ごしたり、客室内の温泉に入ったり、思い思いに過ごして眠りにつきました。
Day2
■ 7:00 朝から「至泉の湯」で4つの湯巡り体験
朝6時から営業している温泉大浴場「至泉の湯」では、1,300年の歴史が息づく湯河原温泉の4つの泉質を楽しむことができます。ドライサウナや露天風呂も完備。温泉好きにはたまらない空間です。
■ 8:30 日本料理「華暦」にて和朝食膳を
朝食は日本料理「華暦」にて。中庭の景色が楽しめる個室「草花」で、和朝食膳をいただきました。
スタッフの方の一推し、あさぎり高原のたまごにしらすと桜えびをかけたふりかけをかけた卵かけご飯は、濃厚な卵とふりかけの塩味が絶妙に合う一品。炊き立ての土鍋ご飯と共にいただく朝食は、日本人に生まれて良かったと思う瞬間です。
子供用の御膳も充実した内容で、肉じゃがやだし巻き卵など、子供が喜ぶ品々が揃っていました。
■ 11:30 ハイヤーにて湯河原離宮からリゾーピア熱海へ移動
広々とした客室でもっと遊んでいたいという息子を説得し、チェックアウト。次なる目的地まで再びハイヤーにお世話になります。
■ 12:00 熱海駅の商店街を散策
最終目的地のホテルの前に、熱海駅周辺を探索。
もくもくと上がる湯気につられて、できたての美味しそうな温泉饅頭につい足が向いてしまいます。
駅前の2つの商店街には老舗店が多く、干物屋さんやカフェ、伊豆半島のお土産などを探しながら巡るのも楽しいです。
■ 12:45 「リゾーピア熱海」で海の幸を味わうランチタイム
熱海駅からハイヤーで約5分、向かった先は海を一望できる「リゾーピア熱海」。1階にある日本料理「潮騒」にて、金目鯛をメインにした和のランチをいただきました。
炙った金目鯛と静岡由比名物の桜えび、釜揚げしらすの三食丼のほか、金目鯛のしゃぶしゃぶなど、魚介の宝庫、相模湾の食材を堪能するお料理の数々。
しゃぶしゃぶは、最初に金目鯛の頭を入れることでしっかりと味のある飲めるお出汁に。コースの中には汁物をあえて入れず、お出汁を楽しんでいただくコンセプトです。
金目鯛をメインとしたしゃぶしゃぶメニューは、要予約のため、訪問前に確認をお忘れなく。
御重スタイルのお子様メニューは、息子の大好きな物ばかりで大興奮。お稲荷さんや海苔巻き、エビフライ、ハンバーグのほか、かきたま汁に茶碗蒸し。最後にデザートもついて子供の心をがっちり掴んだお子様ランチでした。
■ 14:30 オーシャンビューの客室でリラックスタイム
ランチ後は、デラックスタイプの客室で休憩。
リゾーピア熱海の客室は和洋室中心のため、小さな子供から私の親世代までくつろげる空間です。
全客室相模湾に面したオーシャン・ビュー。この日は生憎の雨でしたが、晴れた日の屋上からの眺望は青い海と青い空が広がります。
■ 15:00 海を一望する温泉大浴場でからだをほぐす
奈良時代からの古湯、熱海の湯で、日頃のストレスを解消し、からだの疲れをほぐします。
リゾーピア熱海の特徴は、なんといっても目の前に広がるオーシャンビュー。近隣の景勝地の拠点としても申し分のない絶好のロケーションで、天気のいい日は初島や伊豆大島も見渡せます。
5階にある温泉大浴場を利用する際には、お部屋に備え付けられた浴衣のまま向かうこともできます。
■ 15:30 ホテルを出発し、ハイヤーで自宅へ
海の幸と海を見渡す温泉大浴場、両方を満喫して帰路へ。
せっかくの温泉で癒されたあと、自宅まで運転するとなると疲れてしまうもの。今回のハイヤー送迎プランは自宅からホテルの往復に加え、途中熱海観光なども叶えてくれる至れり尽くせりのプランです。とことんリラックスしたい方、小さなお子様連れやご両親との旅にいかがでしょうか?
【エクシブ湯河原離宮】からのおすすめ情報
絞りたてモンブラン南国style
開業5周年にちなんで、
【内容】マンゴーペースト、ココナッツガナッシュ、
【場所】ロビーラウンジ
【営業時間】8:00~24:00(ラストオーダー 23:00)
※別途サービス料10%を申し受けます。
※写真はイメージです。
※仕入れ状況等により内容が変更となる場合がございます。
【リゾーピア熱海】からのおすすめ情報
【客室】
リゾーピア熱海の目の前は、広大な相模湾。
【料理】
相模湾産の魚介類(金目鯛、イサキ、アオリイカ、栄螺)
ハイヤーのご用命は・・・
ホテルをご予約される際にハイヤーの手配も併せてご用命いただくか、 リゾートトラスト㈱旅行営業部迄ご連絡ください(052-310-2222)。 ご自宅、最寄の駅などお好きな所から道中の観光地やご希望車種などお伺いしオーダーメイドでアレンジさせて頂きます。
※車種の空車状況によりご希望に添えない場合もございます予めご了承下さい
※ご利用になれるお部屋のグレードは、ご契約会員権の利用規程に準じます。
※新型コロナウイルス感染症防止対策として、館内施設の営業形態および営業時間などを変更しております。
※詳細は公式ホームページよりご確認をお願いいたします。