海と山に囲まれた、自然豊かな鳥羽。今回の夫婦旅の目的地であるエクシブ鳥羽別邸は、そんな自然の恵みあふれる鳥羽の美しい海沿いに位置し、その最高のロケーションが一つの魅力となっています。エクシブ鳥羽別邸のお料理、スパ、景色、空間デザイン…こだわり抜かれた最高級のものに囲まれて、今までに経験したことのない感動あふれる記念の旅行になりました。この記事では、その魅力を余すところなくお伝えしていきたいと思います。
Day1
■ 15:00 エクシブ鳥羽別邸に到着
伊勢湾を眺めながら気持ちの良いドライブをしながら、グランドエクシブ鳥羽に到着。グランドエクシブ鳥羽の広い敷地内には、3つのホテルとスパやチャペルなど、ひとつの町のように色々な施設が建っています。
今回私たち夫婦は車でお伺いしましたが、最寄りの「鳥羽駅」からシャトルバスが出ており送迎してもらうことも可能なのが嬉しいポイント。
落ち着いた雰囲気の竹林を通り過ぎると見えてくるのが、今回宿泊するエクシブ鳥羽別邸。エントランスから既に感じられる凛とした和の雰囲気に、心が高鳴ります。
お伺いした日はあいにくの雨天でしたが、雨も気にならないほど美しいと思わせてくれる素敵な前庭がお出迎え。四季の植物が彩るこの前庭は、「もてなしの庭」とされていて写真スポットとしても人気だそうです。
庭園の池の上に伸びる廊下を歩いてロビーラウンジに向かいながらふと池を見ると、ふわりと浮かぶ睡蓮の花が。夏の朝から昼にかけてしか見られない睡蓮の花、お気に入りの色を探して散歩してみるのもひとつの楽しみ方。
■ 15:30 チェックインを済ませたらロビーラウンジにて小休憩
チェックインを済ませたら、シックで落ち着いたソファや絨毯が印象的なロビーラウンジにてドリンクをいただきながら一息。大きな窓から入る光が柔らかく、ゆったりとした深いソファに腰を沈めていつまでものんびりしていたい気分になります。
今回は雨天でしたが、晴天時には気持ちの良い風に当たりながら、テラス席でもドリンクをいただけるそう。美しい庭園を眺めながらの一杯で、じんわりと幸せを感じられること間違いなしです。
■ 16:00 お部屋散策
今回のお部屋は、庭園と海を一度に眺められる贅沢なロケーションのお部屋。視界を遮るものが何もないこの景色に、海が大好きな私たち夫婦は一目で心を奪われてしまいました!
「庭屋一如」のテーマの通り、まるで庭園の池と伊勢湾が繋がっているかのような自然と一体化したホテル。ロケーションももちろんですが、池に浮かぶ「浮殿」も風情があって、時間によって刻々と変わる景色に美しく馴染んでいました。
和モダンで揃えられた客室は、国際的建築賞「リーフ賞」で1位を獲った、洗練された造りになっています。広々としていて2人ではもったいないほど!テラスはもちろんのこと、座り心地の良いリビングのソファと、大きな鏡のある洗面台がお気に入りでした。
■ 16:30 テラスでいただくウェルカムドリンク
お部屋には、素敵なグラスとウェルカムドリンクが完備。シャンパンとパインジュースのボトルを開け、テラスで乾杯して旅のスタートを2人で祝います。
波の音が聞こえる中で、これからの旅の予定を確認したり、エクシブ鳥羽別邸の魅力を語り合ったり。ディナーまでのひとときでしたが、このお部屋と景色のおかげでどんどん胸が高鳴っていきます。
■ 17:00 浴衣に着替えて炭火焼きディナー
エクシブ鳥羽別邸は、エクシブの中でも珍しい浴衣で館内を歩くことができる施設。今年初めての浴衣に袖を通し、身も心も非日常を楽しみながらディナーに向かいます。
今回いただくのは“綴”という炭火焼きのコース。乾杯前にメニューを見て、豪華な食材の数々にワクワクが止まりません。
まずはスパークリング日本酒で乾杯。スッキリとした味わいでありながらほのかな甘味も隠れていて、お酒が苦手な私も美味しくいただくことができました。
コース料理は、鱧とキャビアの茶碗蒸しと、伊勢どりの炭火焼きを生かしたお吸い物からスタート。
器を開けた瞬間の感動や、素材の味を楽しんでから味を変えて楽しむ、といった味わい方のプロセスにも深いこだわりが感じられます。同じお皿の上の料理でも、物語のようにどんどん変化していく味に感動を隠せませんでした!
数あるエクシブの施設の中でも、全国で3つしかない炭火焼きのレストラン。目の前でシェフが丁寧に食材の説明をしてくださり、知識が増えることでより味に深みが増すような気がしてきます。
そしてこのディナーの魅力の一つ、お料理とお酒のペアリング。お料理とお酒、どちらも引き立たせ合うような絶妙な組み合わせのペアリングをご提案してくださり、新しいお酒の楽しみ方を知ることができました。
今回のディナーでは、9品にも及ぶ伊勢の味覚を夫婦で楽しんだのですが、2人が特に感動したお料理3つをご紹介します。
一つ目は、「伊勢海老の炭火焼き 柚子と葡萄のビネグレットソース」。
そのままでいただいても十分に美味しいプリプリの伊勢海老を、オリーブオイルとビネガーをベースにした特性ソースにつけていただく一品。さらに、付け合わせにはマスカットが!お料理としてマスカットをいただくのは初めてだったのですが、ひとくちいただいた瞬間に、このソースとマスカットの相性の良さには驚いてしまいました。
続いては、「鮑の踊り焼き 茸と醤油のクリームソース」。
最高級の鮑だからこそ感じられる歯応えと噛んだ瞬間の甘さはもちろん、私は鮑の肝の深い味わいの虜になってしまいました!付け合わせのソースも、こだわりの詰まった一品でした。バターの効いたソースが絡まった「ハナビラダケ」というきのこの食感と香り高さには、夫婦で一目惚れ。
炭火焼きといったら欠かせないのが、お肉料理!
松阪牛ロースと、松阪牛フィレを選べず迷っていると、「ご夫婦で一つずつの食べ比べはいかがですか?」と素敵なご提案が。炭火の香ばしい香りをまとったお肉は、噛んだ瞬間に肉汁が溢れ出て、シンプルな調理方法だからこその美味しさに魅了されました。
時間が過ぎるのを忘れるほど楽しませていただいたコースの最後は栗のパイ包み。炭火で炙ってほんのり香ばしく、温かいデザートが満腹のお腹に優しく染み渡ります。夫婦揃ってコース料理の美味しさに感動した想いをシェフに伝えながら、最後の一口までじっくり味わわせていただきました。
■ 20:00 夜のラウンジで食後のカクテルタイム
食後はロビーラウンジに移動して、晩酌の続きを。昼間とはまた違う、温かみのある雰囲気のラウンジでのんびりとしたひとときを過ごします。
秋を感じる「まるごと和梨のフローズンカクテル」。半分はフローズンにした和梨、半分はフレッシュな和梨をミックスさせて作られていて、つぶつぶとした梨ならではの食感と、爽やかな甘みが食後の口にとても合います。ウォッカを使ったカクテルだそうですが、お酒に弱い私も一杯飲めるほどのデザート感覚のカクテルでした。
カクテルをいただきながらゆっくりと今日の思い出を語り合った後に、波の音を聴きながら大浴場の露天風呂を楽しんで1日を締めくくります。
Day2
■ 6:00 部屋のテラスから眺める朝焼け
お部屋の正面が東側であるとお伺いし、運が良ければ夜の空からだんだんと赤く染まっていく朝焼けを見ようと早起きをしますが、この日の天気は曇り。
それでも紫がかった空と、静かな池に映る朝食の準備前のレストランの明かりが美しく、早起きをした甲斐は十分にありました。静寂に包まれた庭園とホテル全体を見渡せるテラスでゆっくりとお茶を飲む時間は、日常の忙しなさを忘れられる至福の時間。
せっかく早起きをしたので、朝食の時間まで客室温泉でドリンクを飲みながらのんびりと過ごします。エクシブ鳥羽別邸で感動したポイントのひとつは、まるで化粧水の中に浸かっているかのような、肌がすべすべになる温泉。この温泉に入るためだけにでも来る価値があると思えるような、過去一番の温泉に出会えました!
■ 7:30 日本料理【華暦】にていただく朝粥の朝食
すっかり太陽も昇り、朝食の時間に。部屋から眺めていた浮殿の日本料理レストラン【華暦】が、本日の朝食会場です。
まずは竹をかたどったピッチャーに入った目覚めの水とともに、豪華な朝食のスタートです。
エクシブ鳥羽別邸の近くにある伊勢神宮では、「朔日参り」といって毎月1日にひと月の無事を感謝してお参りする文化があるそうです。そのお参り客が朝粥を食べて帰るという習慣にならって、ここエクシブ鳥羽でも季節によって味の違う朝粥を中心とした朝食が用意されています。
私たちがいただいたのは、さつまいもの朝粥。ほんのりとした優しい甘味が朝の体にじんわり染みていくのが感じられました。
■ 9:00 庭園を散策
美味しい朝食をいただいた後は、食べてばかりの体を少し動かしに庭園を散策します。
水と緑が溢れる、まるで本当の川べりを散歩しているような気分になれるほど自然体な庭園。飛び石があったり、橋があったり、気持ちの良い散策コースを時間をかけてゆっくり歩きます。
散策路の突き当たりでは、海を眺められるスポットも。観光スポットのような眺めの良い場所がホテルの敷地内にあるなんて、本当に贅沢ですよね。この庭園を気に入って、何度もこのホテルをリピートされる方がいるのも納得です。
■ 9:00 【ロサージュ】にて夫婦で贅沢なエステタイム
ついに、楽しみにしていたエステタイム。グランドエクシブ鳥羽の敷地内をシャトルバスで移動し、夫婦でエステを受けに行きます。
和モダンなエクシブ鳥羽別邸の雰囲気から一変し、地中海風の明るい建物へ。高い天井と美しい調度品に、エステへの期待感も高まります。
夫婦で丁寧なカウンセリングを受け、60分のボディエステ、30分間のフェイシャルエステのカスタマイズメニューをセレクト。肌の老化防止に効果的な真珠オイルでマッサージしていただき、至福の90分間を過ごしました。
エステ後には、乾いた喉に嬉しいお茶のご用意も。ステイ中何度も感じた、心遣いが完璧に行き届いた心のこもったサービスもグランドエクシブ鳥羽の人気の理由だと感じます。
■ 12:30 【翆陽】にて楽しむ、五感で味わうご褒美ランチ
今回のステイ最後のお食事は、敷地内のエクシブ鳥羽内にある中国料理レストラン【翆陽】にて。
私は葡萄ジュース、夫はノンアルコールビールでまずは乾杯!これで最後のお食事なんて寂しいね、と夫婦で話しながら、この2日間の充実ぶりを振り返ります。
2人とも大好きな中国料理に加えて五感で楽しむランチコース、と聞いていたので、お食事の始まりをワクワクして待ちます。
五感で楽しむ、のテーマ通り、熱い鉄板に注ぎ込まれてジューっと音の鳴るフカヒレの一品。この音で、より一層食欲がかき立てられます。柔らかいながらも歯応えのしっかりしたフカヒレは、音と味と香りと、まさに五感で楽しめるお品でした。
その後も、エビチリや酢豚など、親しみ深い中国料理を本格的な味付けでいただきました。それぞれがお野菜やタレの細部までこだわり抜かれていて、ランチとは思えない贅沢な品々。
ランチの最後は、色とりどりのデザートを一口ずつ。
ランチの始まりから最後のデザートまで、彩りや歯応え、音までがまるごとエンターテイメントでした!前回エクシブに宿泊してからファンになった【翆陽】で、エクシブ鳥羽での最後のランチを楽しめたことが私たち夫婦にとって最高の思い出になりました。
■ 14:00 エクシブ鳥羽内を散策
全国のエクシブの中でも一番最初にできたのが、ここエクシブ鳥羽です。エクシブの原点であるこの場所は、伊勢湾を望む最高のロケーション。
晴れていれば、プールサイドのテラスでティータイムをすることができます。南国の雰囲気の中で海を眺めてのんびりできるなんて、まるで海外にいるような気分になってしまいそう!
エクシブ鳥羽は2016年にリニューアルをしており、その時に最新機材が導入されたフィットネスジムは海を臨みながらトレーニングができる贅沢な空間。エクシブ鳥羽には屋内プールもあるので、長期滞在をして一日トレーニングデイを設けるのもいいですね。
■ 15:00 グランドエクシブ鳥羽を出発
空間やグルメ、エステや散策…海や山などの自然との距離が近いエクシブ鳥羽別邸ならではの、土地の良さを生かしたおもてなしを味わえた最高の記念の旅行になりました。
一歩足を踏み入れた瞬間から別世界にいざなってくれる空間のデザインや海の見えるロケーション、そしてストーリーのあるお料理の数々は、誰もがファンになること間違いなし。帰る時には、また来られたらいいね、と次に訪れる日を楽しみにしてしまうほどに満足度の高いステイが楽しめるエクシブ鳥羽別邸。ぜひあなたの大切な方と訪れてみてはいかがでしょうか。
【グランドエクシブ鳥羽】からのおすすめ情報
グランドエクシブ鳥羽への旅路の途中には“日本人の心のふるさと”と親しまれ、人々を惹きつけてやまない伊勢神宮をはじめ、伊勢路の名産品のお買い物、暮らし文化を感じる市・まつり・芸能などを楽しむことができる「おはらい町」「おかげ横丁」がございます。
江戸末期から明治期にかけての伊勢路の代表的な建築物を移築・再現したレトロな雰囲気が漂う「おはらい町」「おかげ横丁」はインスタ映え間違いなしのおすすめスポットです。
WEBサイト
https://www.isejingu.or.jp/ (伊勢神宮)
https://ise-oharaimachi.com/ (おはらい町)
https://www.okageyokocho.co.jp/ (おかげ横丁)
※ご利用になれるお部屋のグレードは、ご契約会員権の利用規定に準じます。
※新型コロナウイルス感染防止対策として、館内施設の営業形態および営業時間などを変更しております。詳細は公式ホームページよりご確認をお願いします。